仮面ライダービルド22話感想 ご都合展開満載回に学生は失笑を漏らす
どうも、ちゃんだいです。
毎日ブログは更新しているのですが、超絶暇人ぼっちなので毎日アニメや特撮を見るこ
とで怠惰を極めており、改めて記事に書き起こすことが全くなく、既存のアニメ感想関
連の記事を更新しているだけのブログ生活となっており、現実でもネットでも生きてい
るのか死んでいるのか分からない日々を過ごしております(笑)(えない)
そこでワタクシは妙案を思いつきました。それは...
「各話ごとに記事をブログに上げる」というものです!!
記事数も稼げるし、難しいことを考えずに書ける!天性の閃きたる、自分の才能が恐ろしいです!(当たり前)(それがブログだアホ)
と、今更ながら気づいた私ですが、過去の作品を一話ずつ記事にするというにも需要が
ないでしょうし、そもそもこのブログは作品を見返す際の指針として使用する目的で始
めたものですから、各話毎に記事に上げる必要は無いのですが、アクセス数の伸びも最
近停滞気味ですし、新たに読者を呼び込む策に出ようと思います。
畢竟、現在放送中の仮面ライダービルドは各話毎に記事にしていく事に変更いたしま
す!これまで更新し続けていた単一のビルド総集編記事も変わらず更新はするので見捨てないでください...
では本題に戻り、22話「涙のビクトリー」の感想ですが、東都のビルド、西都のグリス
で戦争の勝敗を決める代表戦が行われます。スタークとの特訓の成果もあり、序盤はビ
ルドが優勢ですが今いち決定力に欠け、結局自身を暴走させ、自我を失わせる代わりに
絶大なパワーを得ることができるハザードトリガーを使用します......
そこまではいいです。このままでは勝利が不確実だと判断して自らを犠牲にしてまで
もろ刃の剣となることは理解できます。
しかし!しかしですよ!前日に美空に渡したハザードトリガーを強制的に停止させる「小型装置」←こいつが気に食いません!
この装置は起動すると、ハザードトリガーの性能を極限まで高めて破壊させるという性
能らしいですが、装着しているビルドは消滅してしまうとのこと。
一言ワタクシは言いたい。「そんなものいつ、どうやって作ったんだ」と。
天才物理学者(葛城巧の整形後)という設定を考慮して、もしそこの矛盾点を見逃したと
して、せめて伏線くらいは張っておいてほしかったです。
しかし桐生戦兎を消滅、つまり死に追いやってしまうことになる恐ろしい装置を託され
た美空も二つ返事でうん、任せて!とは当然言えません。
そもそも消滅してしまう理由の根拠づけが不十分だと感じました。ビルドの変身が解除
される、程度の副作用が妥当なのではないかと思ってしまうほどの超急展開。
極めつけは、拒否する美空に桐生が放った一言がこちらです。
「お前と俺で作り上げたビルドだ。お前にも責任がある」
戦兎さん...w 流石、元悪魔の科学者、責任転嫁も天才です。
実際ボトルの浄化は美空が行いましたが、この緊迫した状況で、それを引き合いに出すのは卑怯の極みです(笑)
素直に土下座なり、精神誠意、懇願の思いを伝えれば美空ちゃんなら不承不承承諾して
くれたと思うのですが、この発言は、もし現実世界で言おうものなら後々、人間関係に
亀裂が入っても不思議ではありませんね。
そうなったら0:10で桐生さんの負けです。素直に美空さんに謝りましょう。
漆黒ビルドで勝利を収めるも、変身を解除した一海(グリス)に襲いかかろうとする所に
フリーライター紗から話を聞いた万丈が介入。制御不可能だったクローズチャージを克服し、相打ちで桐生の暴走を止めます。
この戦いは基本的によくある展開なので目立った不満点は特に無しです。(個人的に好みではありませんが...)
一方、北都はグリスが敗北することを予測して軍隊を東都に送り込んでいました。
北都の敗北が確定すると同時に西都のガーディアンが首相室に突入。実はスタークは西
都の味方であり、元々北都とは協力関係になかったと告白します。
ハイここで皆さんどう思いましたでしょうか。
「は?w」
はい、満場一致で2つ目の失笑ポイントはここです。唐突なスタークの西都側宣言。
だから!伏線を!前兆となり得る描写を!事前に見せとけええええええええええええ!
視聴者は北都政府首相ではないのですから、変なライブ感はいらないのです。
あくまで私たちは視聴者であり、作品全体の流れを俯瞰できる立場でなければ楽みが半
減してしまいます。
主人公と同じ視点で物語が進行する作品も当然ありますが、少なくとも仮面ライダーは
第3者視点で描かれている作品のはずです。
子供向け作品なので許される粗さなのでしょうが、精神と思考力が成長した大人が楽し
むには少々物足りない脚本でした。
おそらく美空に託された装置は今回だけの登場でしょう。
主人公が消滅してしまう装置など絶対に使用されない事が分かりきっているので、こい
つは作る必要は無かったと思います。やれやれだぜ...┓(´Д`)г=3
代表戦後、一海が亡くなった青ちゃんを想起する場面があったのですが、正直全く必要
性を感じませんでした。否、正確には「いつだって一緒だ」の言葉とシーン・感情との
ミスマッチです。無理にこの言葉を使う必要は無かったのではと思いました。
今回は仮面ライダービルドという作品の特徴でもあり、長所とも短所とも取れる「展開
の速さ」が顕著に表れていた回でした。しかし、今回のは短所の面が強く出ていたと個
人的には思いますが、低年齢層には飽きさせることなく、次回を惹起させやすいのでは
ないでしょうか。
作品ごとに割り切って、欠点も含めて作品を愛することが作品を楽しむことにつながるのではないでしょうか(適当)
暇を極めた春休みを過ごしているので、せめて愛せなくとも楽しむことくらいしたいものです...と暇人大学生は誰にも届かぬ嘆きをぼそりと呟きます...(妹達並感)
では仮面ライダー好きの皆さん、また来週お会いしましょう。
さよなら~~~(nhk風)